2007年7月31日火曜日

ジャックフルーツ














スミマセン、生理になっちゃったのでトリートメントは中断です。なのでパンチャカルマ日記もお休み。という事で今日はジャックフルーツでも見てちょ。

ちなみにもうシーズンは終わり。6月が一番ピークだったかな。

写真の様に木になってます。木の幹からいきなりなってるところが面白い。

なにしろ実が大きいので一つ収穫するともう十分。いろんなところに木が生えてるので、シーズン中は熟れたのが勝手に地面に落ちて割れて牛が食べたりしてた。

写真じゃよくわかんないけど、中を割るとフルーツが一房(?)ずつとれる。フルーツはフルーツとして食べてもいいし、カレーにもするらしい。で、この一房の中に大きい種が。この種を細かく切ってカレーにしたヤツがまた美味しい〜

でもこれシーズン中にもかかわらず、市場で売ってるのは見た事無い。タイなんかでは剥いて「5個いくら」とかで袋入りで売ってるのに。みんな家の庭に必ずと言っていい程1本はあるから誰も買わないのかな。。。?

写真のは切ってみたら全然中が熟れてなかった。フルーツは硬くて渋いし〜でもそのあとで煮た種を出されたんだけど、これがサツマイモとか栗みたいにホクホクして美味しかった!

2007年7月30日月曜日

パンチャカルマ15日目(shirodhara-1)


今週は午前中にNavrakizhi (rice bag massage)、午後にshirodhara。

シロダーラは約3種類(厳密にはもっとある)
Thailaダーラ(オイル)、ヴァータ↓
ksheeraダーラ(ミルク)、ピッタ↓
takraダーラ(バターミルク)、カパ↓

私が受けてるのはタイラダーラ。使用してるのはksheerabalaオイル。前にも書いたけど、このオイル、ミルクが入っているのでなんとなく甘い匂い。

今日の始まりは結構ヒドかった。。。
オイルが熱かったり冷たかったりしてその度に「熱いよ〜」「今度は冷たい〜」ってこちらから申告。少ししてからはずっとちょうどいい温度になったけど、やっぱりこれ、一定の温度を保つのはかなり難しい。

1時間施術。これも毎日10分ずつ増えていって再び10分ずつ減っていって最後の日は1時間で終了。

この施術には最低2名セラピスト必要。一人はオイルの入ったボウルを揺らしたり、患者の頭をなでたり。もう一人はオイルを湯煎で温めたりそれをダーラボウルの中に入れたり。

写真の解説すると、髪に落ちた後のオイルはベッドから直にガスボンベの上に乗ってるナベ(この場合ガスボンベはただの台)に集まる。ベッドの角に置いてある小さいボウルでこのナベからオイルをすくってもう一つのナベで湯煎して温める。湯煎で暖まったオイルを元のナベに戻す。小さいボウルでそのナベからオイルをすくってダーラボウルに入れる。。。ってのがオイルの循環のやり方。

始まる前はエラキリと同じ様にksheerabala oilを頭頂、手のひら、足の裏につける。

終わったあとはタオルで髪を拭いて終わり。今日から終わるまで今度はno head bath、つまり頭を洗えない。

家に帰ったらタオルで頭を撒いておく様に言われた。頭がオイルまみれだからってだけじゃなく、なんとなく頭を保護したい感じ。やっぱり終わった後はなんか少しぼーっとしてる。

せっかく新しいシーツと枕カバーになったけど、今週もオイルまみれだ〜。スミマセン。。。これがアーユルヴェーダの問題なところだよな。すべてのものがオイル臭くなっちゃうんだよねぇ。

2007年7月29日日曜日

パンチャカルマ14日目(休養日)

今日はトリートメントはおやすみ。

昨日はトリートメント終わって家に帰ってきてから一度も出かけなかったから「疲れた感」がなかったんだけど、今日ちょっとマーケット行っただけなのに、なんか足がすぐ疲れちゃうのよね。。なんだろ??筋力が落ちてる感じがする。

昨日エラキリ終わって帰る時にセラピストが、「明日はシャワー浴びていいからね」「お湯でね」「sunana choorna(身体を洗う粉)を使ってね。石鹸は使っちゃダメよ」。

そうなのだ。この7日間シャワー浴びてなかったのだ

今日朝起きてまず髪を洗う。髪の毛はトリートメントの間も一日おきに洗ってたけどこの際だからと思って毎日結構な量のヘアオイルをつけてたから髪の毛もオイルでテカテカ。

アーユルヴェーダでは頭を洗うときはお湯は使うなと言う。水で洗えって。ずっと前に行ったアーユルヴェーダビレッジドクターが「頭を洗うときは頭の上から水をかけるな」って言ってたのもあって、最近はしゃがんで前屈みになりバケツから水を汲んで頭にかけるやり方で洗ってる。

そのあと身体にはお湯シャワー。あ〜シャワーってやっぱりキモチいいのね〜。この気持ちよさは久しぶりだわ〜

エラキリの間に着てたオイル着きの服をお湯で洗濯。

シーツも新しいのに交換してもらった。

今日は気持ちよく眠れそう〜

明日から7日間シロダーラとnavrakizhiでーす。楽しみっ!

2007年7月28日土曜日

パンチャカルマ13日目(Elakizhi-7)

今日は全くもう、、不快な気分でスタート。だって1時間も待たされたんだよーー!

毎日9時半からトリートメントなので9時半に行ったら一人のセラピストが他の人をトリートメントしてるので彼女が終わるまで待つ。

彼女が終わったと思ったらガスボンベが無い。一昨日あたりからガスボンベが不足してて部屋は3つあるのにガスが2本しか無い。他の部屋でまたちがうトリートメントが始まったらしくそちらに先取りされた。

じゃあ一体いつまで待てばいいわけ?

いつもなら10分待ってって言われてハイハイって言うんだけど、(でも実際は30分くらい待つ)今日はあまりにもオーガナイズされていない事に怒ってマネージャーに文句をいう。

新しいガスボンベが来ない(のか買えないのか)のは病院の問題で私の問題ではありません。ガスが2本しか無いならないなりに、トリートメントのスケジュール時間を調整すればいいのに。

待ってるばっかり。。。全くもう。。。

結局違うガスボンベをどこかから持ってきたんだけど、ガス管とコンロの繋ぎがうまくいかなくてそうこうしてるうちに他の部屋のトリートメントが終わり結局そのガスボンベを持ってくる。

「来て」って言うからトリートメントルームに行ったらまだ準備中だし。全部揃ってから呼べ〜!!


今日は火番の事書こうと思ってたんだよホントは。

火番はだいたいまだ施術をやらせてもらえないトレーニング中の見習いの子がやるんだけど、結構大変なのよこれ。

エラキリの場合は1人につきボール3個なので、2人のセラピストが同時に交換したい場合、一人の方がちょっと空き時間が出来ちゃう(まあ一瞬だけど)。それはセラピストもちょっと気をつけないといけない点なんだけど。

キリの温度が低いとすぐ冷めちゃう。熱い分には、冷ませばいいので問題ないんだけど、このくらいでいいかな〜と思うよりもっと熱くした方がいいみたい。

鍋に自分の腕が当たって火傷しちゃったりするし(私は3回もやった)、火のそばだから汗かくし。キリを鍋底に押し付けて「ジュ〜」ってしてから渡すのがいいみたい。あと、オイルはやっぱりたっぷり染み込ませるほうがいい。キリを肌に擦ってる間に染み出たオイルも熱いほうがキモチいい。(熱すぎるのは困るが)

鍋から出してそのまま渡す人も居れば、ちっちゃいボウルでオイルを切ってから渡す人も居る。その時鍋にどのくらいオイルが入ってるかにもよるけどね。まあ、人によってやり方はまちまちなのだ。

2007年7月27日金曜日

パンチャカルマ12日目(Elakizhi-6)




なんか昨日の夜から疲れてる。。だるいと言うよりは眠い。昨日夕方ちょっとマーケットまで出かけて(ホントはトリートメント中は出かけるべきじゃないんだけど)、ご飯食べて帰ってきたら「疲れた〜」って感じ。10時前にベッドへ。眠いけどなかなか寝付けなかった。だから朝もスパッと目覚めずに「眠い〜」と思いながら起床。今日もトリートメント終わった今も眠い。。
でも寝ちゃいけないのでなんとか起きてるが。。。

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本日は施術のやり方ご説明致しまする。
1)ksheerabala oilを頭頂、両耳、両手のひら、両足の裏に付ける

ksheerabala oilはヴァータを鎮めるのに一番よく使われるオイル。何にでも使えます(飲んだり、頭に塗ったり、身体に塗ったり、鼻に入れたり、浣腸したり、、etc)。ベースはごま油で他に入っているのは牛乳とbala(英名country mallow, 学名sida cordifolia)。

なんでこの5点に塗るか、、、っていうと、、、「昔からこうしてきたから」だそうです。この5点はアーユルヴェーダで言うマルマポイント(ツボみたいなもの)。だから始めにここにオイルを塗る事でエナジーが循環するとか、「これから始めます」ってイミで塗るとか、始める前の儀式みたいなもの、とかいろいろ言われてるみたいだけど実際の所「伝統だから」って事みたい。

2)アビヤンガ

写真は授業中に撮ったヤツ。エラキリをやる前のアビヤンガは座位だけ。身体に温めたオイルをまんべんなく塗って背中、腕、腹&胸、脚をマッサージ。マッサージって言っても手のひらで身体を擦るだけなんだけどね。「オイルを染み込ませてる」って感じ。
私の場合使用してるオイルはDhanwantaram ThailamとPinda Thailam (Thailamはオイルの意味)

Dhanwantaramもksheelaba同様ヴァータ性疾患にgoodだがvata&Khapa混合タイプに良いとか。妊娠中&出産後のケアにもいいんだって(カンケーないけど)
Pindaもヴァータ用だけどこれはさらに腫れとか痛みとかを和らげるもの。

3)エラキリ

4)タオルで身体のオイルを拭き取って、rasnadi choornaを頭頂に付ける

終わった後セラピスト達が私の身体のオイルをタオルで拭き取ってくれるのよ。子供になったみたいだわ。まあ、最後にもう一度自分で拭き取るんだけどさ。タオルは日本のふかふかのタオルとは違って(写真左)、なんつーの、薄くて日本のフキンみたいなの。でもこのタオル、薄くて良く水分&油分吸うし、すぐ乾くし、すごく使いやすい。旅行にはもってこいだよ。

rasnadi choorna(choornaとは粉の意味)を頭頂のマルマポイントに擦り込む。これ、シャワーの後とかに必ず擦り込まれるんだけど、これを着けると風邪をひかないらしいよー!

2007年7月26日木曜日

パンチャカルマ11日目(Elakizhi-5)




今日はエラキリの作り方です。(って今日作った訳じゃないけど)

中に入れるハーブ(サンスクリット名)
1 )Nirgundhi 
2) Vasa
3) Shobhanjana 
4) Eranda(ひまし油のヒマ)
5) Arka
6) Dhatur
7) Karanja
8) Nimba
9) Chinka (タマリンド)

これら全部なくてもok。3〜4種類でもok。1種類しか手に入らない場合は(1)のNirgundhiを使用。うちの病院では近所の空地に採りにいくんだけども、大体1、2、4、5、6と季節によって3かな。

だいたいが、リューマチ、関節の腫れと痛み、むくみ、座骨神経痛、なんてものに効果がある。

*作り方* 
1)すべてのハーブを細かく刻む。茎は使わず、葉っぱだけ。切ったら大きな鍋に入れる。
2)ライム1個を細かく切る。種は除く。(1)に加える
3)dill(ディル)の粉、岩塩、削ったココナッツを鍋に加える。
4)ひまし油とニームオイルを鍋に加え、ココナッツが茶色くなるまで炒める。(結構根気必要)
5)冷めたらハーブ玉にする

すみませんがそれぞれの分量は忘れました。写真のはボール4個分でーす。

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今日はなんかざらざらするなーと思ったら1個途中で破けたらしい。んで中のハーブが出て来ちゃったみたい。火番の人が途中で新しいの取りに行ってた。

んでふと思った事が。このエラキリの前にアビヤンガやるんだけど、その時にオイルをたっぷり塗っておかないとこのキリでゴシゴシ擦る時にちょっと痛いかも、って。

新しいキリはまだ丸いけど、使ってるうちに鍋に入ってるオイルをハーブは吸ってる訳だから中身はだんだん硬くなってきて、身体に擦り付けてるうちにキリがだんだんペッタンコに。。だから肌の弱い人なんかはちょっと刺激強いかな?って。

2007年7月25日水曜日

パンチャカルマ10日目(Elakizhi-4)




本日エラキリ4日目。今日が一番長く60分間。

エラキリは一人につき3個用意されていて、私のキリは私専用。同じのを毎日使用。でも4日目で新しいのに交換。4、5、6、7日目は今日替えたモノを使用するわけ。

施術を受ける時の受け手のポジションは、

1)座位
お人形さんの様に足を投げ出して座る。(足は開いてる)
背中の施術時は手は自分の膝の上。
腕の施術時はセラピストが患者の手と自分の手を組んで腕を両脇に開く。
胸&腹の施術時は手を後ろについて顔を上に向ける。

2)仰向け
ヨガで言う「死体のポーズ」と同じカッコ。

3)右下横向き
右腕はふつうに投げ出し、(ベッドからはみ出ている)左腕は自分の身体にそって置く(手のひらはお尻)。左足は90°、右足はまっすぐ伸ばす。
足の施術時は、お尻に手があるとじゃまなので左腕は自分の身体の前面に移動。その場合セラピストが勝手に腕を動かす。

4)うつ伏せ
仰向けの反対だけど、あごが枕についている状態。まあ横向いててもいいんだけど。
腕は手のひら下向き

5)左下横向き
3)の反対

6)仰向け
7)座位

の順。

施術する時ってあまり患者(受け手)の快適さとか考えてないのよね〜。ベッドは写真の様に木製。だから骨が当たったりすると痛いの。うつ伏せの時の膝とか。言えばクッション置いてくれるけどね。

横向きで足をやる時、始めにキリを擦らずにポンポン当てていく時、くるぶしがベッドにカツカツ当たって痛いのよ。でも今日のセラピストの子はキリを持っていない方の手で私のくるぶしをサポートしてくれたので(彼女の手がベッドと私のくるぶしの間にある)、助かった〜。

セラピスト達は患者の顔を見ながらやってる。ちょっとでも熱いと身体や顔ってすぐ反応するじゃん。その様子をちゃんと見てる。もう片方の手で受け手の身体の温度みてるし(身体のどの部分が冷たいとか)。

30分〜1時間の施術のうちに6回も位置変えるので寝てる暇なんてありゃしない。「あちっ!」って言う時もあるし。私はいつも目は開いてる。それでもうつ伏せのときはだいぶリラックスできてるけど。

ポジション変えるときはセラピストが私の身体をトントンって叩いて「次」みたいな感じで言われる。座位から仰向けになる時とその逆の時はサポートしてくれるときもあるけど、それ以外はあまりサポート無し。太ってるオバサンとかは大変だよ。

ってな感じで、病院はどこだかのスパとは大違いな訳なのだ。

写真は施術テーブル(木製)、Nirgundiの葉とcastor(ひまし油のヒマ)
ニルグンディは5枚の葉っぱで1枚の葉っぱ。かわいいでしょ?主な効能はリューマチによる関節の腫れと痛み。捻挫。炎症押さえたり傷にもいいらしい。
ひまし油はおなじみ下剤だよね。あとお肌や髪にもいいらしいよ!

2007年7月24日火曜日

パンチャカルマ9日目(Elakizhi-3)







本日3日目。全部で7日間受ける訳だけど、一日ずつ時間が10分ずつ増えていくの。んで4日目を境にまた10分ずつ減っていくのよ。

1日目ー30分
2日目ー40分
3日目ー50分
4日目ー60分
5日目ー50分
6日目ー40分
7日目ー30分
てなぐあい。

この前も書いたけどこれは発汗法の一つ。人間の身体って熱さに耐えられるのにも限度があるじゃん。1日目はまず30分熱くして(発汗して)、そしたら少し耐性が出来るから日ごとに徐々に長くしていくらしい。その方が発汗がよくできるとか。んでなんでそこで終わっちゃダメなのかというと始めの状態に身体を戻しておくべきだから、なんだって。

なんかわかったようでわからない説明なんだけど、、どう思う??

それにしてもさ、セラピストはこの施術の時は3人部屋に居る訳だけど、彼女達はいつもおしゃべりしてる。まあ全員じゃないんだけど。昨日なんか火番の子は歌歌ってたよ。鼻歌じゃなくてみんなに聞かせる様に。。。
しゃべってもいいけど手だけは止めないで欲しいよなーーー。しゃべるとやっぱどうしても手に集中がなくなるからキリ(ハーブボール)の温度とか、当ててる場所とかに注意が行かなくなるからね。。。

写真はエラキリに入ってるハーブのうちの一つ、ドラムスティック

ドラムスティックってれっきとした野菜。市場では右の写真の様に売られているのよ。豆です。外側は正にドラムも叩けそうな硬さ。お料理の時はちょっと外皮をそいで、5cmくらいずつに切ってサンバルとかカレーに入れる。調理しても食べるときはやっぱ外皮は食べれません。中身だけ葉でしごいて外皮は残します。
葉っぱも炒め物にして食べます。ちょっと苦み有り。 効能はカパとヴァータを鎮める、むくみ、痙攣や炎症を押える、目の病気、生理不順、etc.

ちなみにこれ、美味し〜です。私大好き

2007年7月23日月曜日

インドで入院!(チョット長いよ)

。。。って言っても私じゃなくルームメイトなんだけど。

実は彼女、2週間くらい前から右胸のちょうど乳首の上当たりになんだか腫れ物が出来てて、彼女はちょっとした化膿だと思ってあんまり気にしてなく、アーユルヴェーダの薬を飲んだり塗ったりしてたんだけど、、、

通常痛みには強い彼女も、すーーーーんごく痛くなって西洋医学の病院へ(アーユルヴェーダの病院じゃなく、普通の病院)。

腫れた部分の膿を注射器で吸い出してもらいたかったんだけど、それはやってもらえずにやっぱり抗生物質と痛み止めを処方された。

飲むのに躊躇してたんだけど泣く程痛いんで飲み始めたけど3日経っても変化無し。なので日曜だったけど病院へ。

その薬をもらった病院は休院で他の病院へ行ったらいきなり「手術が必要」なんて言われてびっくり。その時点で私は病院に出向いた訳だけど彼女も私もまさかその日病院に泊まるとは思ってなかったよ。2、3時間で帰れるのかと思ってた。

うちの病院のドクターとマネージャーにこの病院の事を聞いたら「もっといい病院は他にもたくさんあるからここで手術はするな」って。でも昨日は結局帰してもらえず、2人で病室で寝る。

次の朝ドクターが回って来て手術は受けたくない旨を言ったら「わかったよ」みたいな感じで抗生物質だけ処方してドクターは去っていった。。なんかヤナ感じ。

で、結局1時頃家に到着。そのとたん、今まで塗ってたアーユルヴェーダの薬が効いたのか腫れた一部がパックリ開いて膿が出て来た!!!それもすっごいたくさん!!!

いそいでうちの病院に行き西洋医学の病院で働いた経歴があるドクターにクリーニングしてもらう。その間の痛かった事っていったらもう!!!(彼女曰く)

。。。てなわけでこの後も話はつづくわけだけど、、こんな事がありましたよ。

しかしインドの病院混んでる。。。めっちゃ人多い。ここの病院はどっかの政党が運営してるとかって言ってたけど、一晩入院して3,000円もしなかったよ。

ナースはみんな白のサリー+白衣の上。

薬とか注射器とかはみんな自分達(患者の付き添いの人:今回の場合私)が院内の薬局に買いにいくのよね。

良かった事はいろんな人が尋ねて来てくれたこと。うちの学校のセラピスト達、トレーニング中の生徒、ドクター&マネージャー、私の友達、etc...夕飯買って来てくれたり、朝ポットに入ったチャイ、朝ご飯、スナックとかいろいろ持って来てくれたりでほんとこれには感謝感激。ルームメイトが「もし自分の国だったら1日入院しただけでこんなにたくさんの人来てくれないよ」って。ほんとそうね。。みんな優しいわ〜

。。てな1日でありました。

パンチャカルマ8日目(Elakizhi-2)

今日も朝からトリートメント。。のはずだったんだけど、、、
昨日の午後から大変な事が起こって(別日記参照)3時に受けた。

今だいたい日中の気温が28℃くらいだから暑くもなく寒くもなく半袖でちょうどいい感じなんだけど、そういえば私って寒くなるとすぐ腰&尻が冷たくなってた。腰は冷やさない様に!ってよく注意されたもんだ。今特に感じないけど、腰〜尻の部分に大目にハーブボールを当ててもらうとすご〜くキモチいい。

このエラキリは発汗法の一種であります。何日目かで書いたけど、魔のoleationの後はこの発汗法をするのであります。

発汗法はいくつかやり方あるけどこの病院の場合はこのボール使った方法をよく使ってるみたい。他にポピュラーなものはやっぱスチームバス。あとはお風呂に入るのも立派な発汗法。岩盤浴みたいなやり方も(微妙に違うが)アーユルヴェーダの古典に書かれてるのだよ。

発汗法な訳だから汗かいてるんだろうけど身体はオイルまみれなのでよくわかんない。でも終わった後も身体がポカポカしてるしね。

ハーブの成分とオイルの香りが混ざってなんだか身体は美味しそうな匂い〜

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ギー飲んでる時にある人が「失敗なのでは?」ってコメントしてたけど、ドクターに聞いたら、失敗どころではなく完全な成功例だとか。体中のあらゆる管にオイル(ギー)が行き渡った証拠なんだって。へ〜。それにしても大変だった。。(もう忘れたけど)

2007年7月22日日曜日

パンチャカルマ7日目(Elakizhi-1)




昨日は結局寝るときまでお腹がすっきりしなかった。吐いてみようかと試みたが何も出ず。。。なのでそのまま寝た。

朝起きたら結構すっきりしてる。よかった〜!

今日から次のトリートメント開始!現地語でElakizhi(エラキリ)、またの名をleaf(葉)bag(袋)massage。

だいたい6種類くらいの葉っぱ(ハーブ)が入ってる。それをオイルで熱して身体に当てていく。

写真ではボール2個しか写ってないけど一人につき3個用意されていて代わりばんこに使う。一人の施術に2人のセラピスト+1人火番(ボールを渡す係)。

施術時の格好はふんどし一丁。

Elakizhiの前にまずアビヤンガ。オイルをたっぷり身体に塗る。あったかくてキモチいい。ほんの10分くらい。

このボール、結構熱いのよ〜。なんせオイルでフライされてるワケだからね。

鍋から取り出されたばかりのボールは熱すぎるので直に身体に付けずにセラピストがテーブルの上で叩いてさましたり、もう片方の手でパチッと触ってその手でオイルを身体に塗ってから当て始めたり。始めは熱いからポンポン叩きながら身体に当てる。ちょっと冷めてきたらボールで身体をこする様にマッサージ。

今日は寒いからボールを当てられてない部分の身体が冷えるんじゃないかと思ったけど大丈夫だった。結構暖まる。

終了後はシャワーを浴びない。タオルで油分を拭き取って終わり。ドクターは、患者さんにはシャワーを浴びない様に言うけど健康な人だったらシャワー浴びても大丈夫だよって言ってた。でもオイル浸透させる為に今日はシャワー浴びないでおこうっと。
ちなみにそんなにベトベトしてないよ。

今日から7日間これ。魔の6日間の後は気持ちよくてよかった。。。

終わった後に朝ご飯もくれて、普通の食事ができるのがうれし〜!

ちなみにマッサージ受けてるのは私じゃないっす。これは授業中に撮ったモデルさん。

2007年7月21日土曜日

パンチャカルマ6日目(本日休養)

実はさー昨日の夜すっげーーーお腹痛くなったのよねー

夜シャワー浴びたらすごい疲れて10時半頃寝たんだけど、夜中の12時頃お腹がきゅ〜ん!ぐるぐるぐる!ってすごいの!急いでトイレ行ったわさ。トイレでうなれない状態でトイレの水槽によっかかってぐったり。その間すごい冷や汗。。。

またギーは出たけどお腹のグルグルは続いてる。ホントはもっと出したかったけど出ない。。腸の動きが弱いのかな??気持ち悪いし〜どうしたらいいんだー!!

とりあえずベッドに戻って寝る。(眠れてよかった)

朝起きた時もまだお腹が思い。トイレに行ったけど何も出ず。時々気持ち悪くなったり下から出そうになったりするからたびたびトイレに行くけど何も出ず。

ドクターに電話。今日は休めとの事。ハイ、私もその方がいいと思いました。今日はひたすら生姜湯を飲めと。

今日ものすごい喉が渇いてる。なので生姜湯がおいしい。

でも今日はず〜っと死んでた。午前中は時々寝ちゃったりしてたけど午後はなるべく起きててお腹が正常になるの待ってた。その間何もせず。ただ横になってるかベッドで座ってるかでその間ぼーっとしてるだけ。音楽もかけずTVも見ず本も読まず。こういう事可能なんだなー。

寝てるのに疲れてきた。そのうちお腹がグ〜っと鳴る。これは空腹のときの音ではないか!やった!。。。でも下っ腹がまだ思い。。でもあまりにも鳴るし身体も軽くなってきたし(消化された証拠)寝てるのに疲れたのでそろそろお粥食べるか。

シャワー浴びてお粥食べたのは4時半頃。これってさー、丸二日42時間くらい何も食べなかったって事だよね!?150mlのギーの消化は32時間かかったって事だ。。すげ〜!!

どうやら私のメタボリズムは結構遅いのかも。

お粥とりあえず食べたけど、食べてる間「吐くかも。。」と思ってちょっとどきどき。でも食べたらチョット元気出た。が、大スプーン山盛り2杯の米をお粥にして食べきれない私って。。。

なんだかわざと病気になってるみたい。

足の指が細くなったのかトウリングがスルスル抜ける。。

6日目にしていろんなものが食べたくなってきた。。
マンゴー、リンゴ、パイナップル、バナナ、桃、カレー、クッキー食べたーい!チャイ飲みたーい!!

2007年7月20日金曜日

パンチャカルマ5日目(snehapana-5)

実は昨日の夜寝る頃にお腹が痛くなった。。。下痢の時みたいにきゅ〜んて。ぐるぐる鳴るし。。でも寝ちゃったから昨日は何も起こらず。

が、予想していた通り今朝トイレに行ったら出た〜!柔らかいウンチが やった〜!

で、今日は一気に150ml。コップから口に流し込むこと3回で、その一口は3回ゴックンで胃の中へ。今日はさすがにハード

今日は全然消化されない感じで胃が思い。1時頃トイレに行ったら、下痢〜な状態。ドクターに言ったら「オイリーだった?」「yes」「じゃあもう今日で終わりね」

やった〜!

でも。。。きょうず〜っとお腹は重いし、痛いし、下痢だし。。下痢って言っても消化されてないギーがそのまま出てくる感じ。3時にトイレ行った時はそんな感じだった。

5時頃家に帰る直前にすっご〜くお腹痛くなって吐きそうにもなるし、しばらく椅子に座ってた。。

なんとか帰ってきて少し横になって今に至る。

今日はお腹もぜ〜んぜん空いてないし、きっと今日はこのまま何も食べずに終わりそう。

とにかく残りのギーが消化されるか体内から出るかして欲しいよ。

明日からハーブボールマッサージ。楽しみだわ〜。
そして普通の食事に戻れる〜でも明日の朝はお粥かなぁ。。念のため。。

2007年7月19日木曜日

パンチャカルマ4日目(snehapana-4)

昨日ドクターがあんな事言ったから125mlかと思ったけど100mlだった。ごっくんX3回

2時間後にドクターに会う。「125mlにしろって言わなかったの?」私は、てっきりドクターがセラピストに言うのかと思ってたから言わなかったのに。。明日はどうやら一気に150ml。

ドクターは私の舌を見て、「消化はちゃんとされてるはずなのにゲップするとまだギーの味するの?」って。「今日はこの後どうなるか見たいから家に帰らず病院に居なさい。病院に居る方がいろいろ動いたりするだろうから消化も早くなるでしょう」って。昨日もそうだけど、どうやら私は動いていた方がいいみたい。

今日は普通の白湯の代わりに消化活動をうながす生姜湯を作ってもらい、それを水筒に入れてもらって肌身離さず持ち歩きちびちび飲む。

実はギー飲み始めてからまだ1回もウンチが出てない。ドクターに毎日「出た?」って聞かれるんだけどいつもNOの返事。「神様みたいだねー」。神様はウンチしないみたい。。。

お昼頃ちょっと出るがまだ硬い。こんなに油飲んでるのに。。こんなにも私の身体は油が足りないのか。。??

今日はでも生姜湯のおかげか2時頃にはゲップもギーの味がしなくなってお腹もすいてきたぞ。シャワー浴びて3時にお粥

しかしやっぱりお粥の後のゲップはギーの味。。。うーむ。

でもホントに私少量しか食べられなくなってる。。来週は普通の食事に戻れるのにチョットしか食べられなくなってて残念。。。ルームメイトに顔が痩せたんじゃないと言われる。実際お腹もぺったんこ。

他の生徒がトリートメント受けた時は50、100、150mlって飲んで彼女の場合3日目の150mlで吐いたとか。。吐いたらもう「十分」って事なのでギー飲むのはそれで終わり。私もこんな何日もかけずに早く終わりたいよう〜。

2007年7月18日水曜日

パンチャカルマ3日目(snehapana-3)

昨日は結局途中でお粥食べるのやめてから何も食べなかったよ。夜TV見ながら知らないうちに寝ちゃったりして気付いたら9時。その頃はお腹空いてたんだけどもう寝るので何も食べずに就寝。

朝はすごい空腹!今日は75mlのギー。2回ゴックンで飲み干す。2時間後にはお家へ帰る。

帰る前にチーフドクターに会う。
ギーを飲んだ後白湯をくれるけど、白湯は「飲みたい時」に飲むもので、無理して飲むものではないって。「飲みたい時」ってのはギーが喉に引っかかってる感じがするとか、ちょっと気持ち悪い時とか。飲み方は酒のようにちびちびと、って。やっぱ油と水は一緒にしない方がいいみたい。

「今日は3日目で75ml飲んだよ」ってドクターに言ったら「たったの?」って。明日はもしかしたら100mlをとばして125mlになるかも。。。うう〜〜

昨日は死んでたけど、今日はわりと大丈夫。ルームメイトがこの前頼んだ服を取りにテイラーに行くというので、私も自分の服の仕立てを注文したかったので一緒に行っちゃった。♪来月のケララのお祭りOnam用

今おかゆ食べたけど、やっぱりゲップはなんとなくギーの味。。食べちゃいけなかったかなぁ。。こんな苦労してるんだからちゃんとギーが消化されてるといいけど。

2007年7月17日火曜日

パンチャカルマ2日目(snehapana-2)

まずは昨日の状態から。

昨日結局4時頃にまあまあお腹がふくれるまでおかゆ。
夜またお腹空いたけど寝る時間も迫ってるから大スプーン山盛りの米をお粥にして9時頃食べた。

朝起きたらお粥しか食べてないせいか、身体に力が入らない。8時20分に50mlのギー飲む。そのあとちびちび白湯飲んで1時間くらいベッドに寝ながら新聞読む。新聞読み終わったら睡魔との戦い。寝ないようにがんばる。

2時間後、ドクターに帰っていいか聞いてお許しが出る。

チーフドクターが生姜湯を飲むと消化が早くできるって言うので家に帰って生姜湯作って飲んだら。。。

身体が熱くなって(さすが生姜!)汗かいてきた。しばらく横になる。も〜力がない〜。ここでも睡魔との戦い。でも少し寝ちゃった。

ルームメイトが帰ってきて窓を開ける。風が入る。汗かいてるからそれが冷めて寒い。彼女が学校に戻った後知らない間に少し寝ちゃった。

目が覚めたら少しすっきり。なのでシャワー浴びてお粥食べる。(4時頃)しかしまたギー味のゲップが出たので食事は中断。

でもお腹に少し物が入ったのでちょっと元気に。
ほら、お腹空きすぎてキモチワルいってのあるじゃん。食べるまであんな状態だったよ。

昨日今日と雨が降って寒いので靴下はく。こっちに来て初めてだ〜。

2007年7月16日月曜日

パンチャカルマ1日目(snehapana-1)

本日からトリートメント開始でございます。約1ヶ月間。
詳しい説明はあえて書かないのでわかんない事があったらコメントしてくだされ。

メニューは
1、ギー飲む(4〜5日間)
2、ハーブボールマッサージ(7日間)
3、ライスバッグマッサージ(7日間)
4、オイルのシロダーラ(7日間)
5、浣腸(8日間)

です。

始めにギーを飲むのはsnehapana (internal oleation)と言って体に油分を浸透させるため。パンチャカルマの前処置です。

朝起きて何も食べずに病院へ。今日は初日なのでまず25ml。ギーは湯煎してあって液状。まずTulsi(バジル)のいい匂いをかいで、ライムをちょこっとなめて、25mlだけだし、味わうと気持ち悪くなるので一気にグイッと流し込み。ホントだったら飲んでる液体が見えないように目隠しするらしい。見ると気持ち悪くなるから、っていうのが理由みたいだけど、逆に何飲まされてるのかわかんないほうが気持ち悪くなると思うんだけど。。。その後白湯をちびちび飲んでギーが消化されるまでひたすら休む。

この「休む」のがくせもの。ベッドに横になってるので眠くなるんだけど眠っちゃいけない。なにもすることなく、ぼーっと窓の外の雨を見てた。まあ、それもまた良し。(たまにはね)今日が雨でよかった。。しかし退屈。

ギー25mlは消化に6時間くらいかかるらしいけど、8時半に飲んで12時頃にはお腹空いてきた。12時過ぎにシャワー浴びろって言ってバケツにお湯を持ってきてくれた。そのあとお粥もってきてくれて、「やった〜ごはんだ!」と思って食べ始めたら、、、ゲップが出てそれがギーの味。

ってことはまだギーが消化されてない証拠。
おかゆ食べるのやめました。

今日この後は何か食べたくなったらお粥を食べ、何か飲みたくなったら白湯を飲めといわれたけど、そうじゃなかったら何も口にしなくていいらしい。身体はギーの消化だけに専念すればよいそうだ。

今はなんかちょっと空腹過ぎて気持ち悪い感じ。おかゆ食べようかな〜

明日は50ml、あさっては75ml、その次は100mlと、だんだん増えていくのだー!その間ずっと白湯とおかゆです。

パンチャカルマの間は「休んでないといけない」ので、ホントはパソコンもXなんだけど、退屈過ぎてね。。まだ疲れを感じないから日記も書いていられるけど。この後どうなるのでしょうか〜〜

2007年7月15日日曜日

インド人の体型

インド人って基本的にいい体型してると思う。

頭小さく、
手脚長く、
手と足が大きく、
足首細く、
お尻がぷりっと上がっている。

まあ個人差はあるけど。。。

どんなに太ってるおじさん、おばさんでも膝から下が細い!今私がトリートメント担当してるオバサンも胴回りは小錦みたいなのに唯一足首はキュッ!と細い。

お腹がでっぷりしてるおじさんもなぜか脚は細く(しかも長い)かっこいい

インド人の脚フェチは足首なのかな。。。。?

ヒップアップしたお尻は男性に多いような気がする。

でも骨格はこんなにいいのにみんなお腹出てる。スラッとした若い男の子でさえもお腹ちょっとポッコリ、、、な時ある。20代の女の子でさえお腹ポッコリ、、

何を食べてそうなるんだろ??
お米かなぁ。なんせ米の摂取量がすごい!!
それともココナッツかなぁ。ケララはどのカレーにもほとんどココナッツ入ってるしな。。使う油もココナッツオイルだし。。

気をつけないとヤバい〜

2007年7月3日火曜日

カタカリ




ケララ名物カタカリダンス見に行ってきました。。。。がっ、、、私たちはほんのさわりしか見れませんでした。。。

観光客向けのじゃなくて、ある村のお寺で今晩カタカリがあるという情報をうちのサブドクターからゲット。カヌールから20分くらいバスで行った所で8時〜10時くらいまでだそう。そんな遠くないじゃん。

外国人3人でオートリキシャでお寺へ。とってもすてきなヒンドゥー寺院。ステージがあって客席も出来てる。7時半くらいから音楽が始まった。。。んだけど、、、

幕はいっこうに開かず、音楽だけが聞こえる。40分くらいして幕開いたかな。カタカリダンサー2人とミュージシャン達。「やっと!」と思ったら15分くらいでダンサーは去って行ってしまった。。

そしてその後はダンサー無しでずーーーーっとライブ演奏。

私は太鼓には興味があるので近くで見ててとっても面白かったけど、音が小さくなって「もうおわるのかな〜?」と思いきやまた始まったりしてこのパフォーマンス1時間以上続いた。

ちょっと飽きたりしたけど汗ほとばしりながら太鼓を叩くインド人男達かっこいい〜音もすごく大きくて迫力!でもこれが、リズムがぜんっぜん掴めないのよね。掛け合いが多かった。たぶんほとんどアドリブで、ミュージシャン達は相手の顔を見ながら演奏してた。

もう今晩はこれで終わりなのかな〜??と思ってたらカタカリダンサーが一人登場。そりゃそうだよね、メイクに3時間もかけて見せ場が15分のはずないよね。でもこの時点でもう10時だったので残念だけど少し見て帰った。

この日のパフォーマンスは実はこのお寺の近くに住む70歳のおばあさんの誕生日のためだとか。へ〜そんなことできるんだ。うちのサブドクターも親戚らしい。

次の日聞いたら終了したのは0時半だって。

2007年7月1日日曜日

アーユルヴェーダビレッジドクター

のところへ行ってきた。ドクターは現地語しか話さないので英語がわかるうちの病院のセラピストに連れて行ってもらった。

アーユルヴェーダ大学を卒業してアーユルヴェーダドクターになったのではなく、先祖代々のアーユルヴェーダの家系。この家は代々女性のドクターだそうな。

薬もこの家で作っているが、そのレシピは秘密だそう。

うちら外国人3人とも見てもらったんだけど、3人とも鼻(副鼻腔)が詰まっているらしい。私を除く2人は頭痛が常日頃からの悩みの種で、ドクターによると原因は副鼻腔のつまり。私は頭痛はないんだけど、昨日あたりから何故か鼻が詰まってた。(風邪か?)

んで、いきなりトリートメントが始まった。これがハードコアなのよ!(一人ずつね)

まず黄色いオイルを自分の手のひらに採りコヨリにした布をそのオイルで浸す。そしてドクターはいきなりそれをうちらの鼻にぐいぐい突っ込む。方鼻ずつ。

そして鼻から強く息を喉まで吸い込めと。「ンっがっ!」って音が出るはずなんだけど、うちらなかなか出来ない。これインド人みんな簡単にやるのよね。「ンっがっ!」ってやった後はコヨリで入れたオイルと一緒に詰まってた痰が出てくるはず。それを口から吐出す。

うまく「ンっがっ!」が出来ないながらもツバ&オイルを何回か吐き出した後、茶色いパウダーを鼻に入れられる。そして再び「ンっがっ!」「ペッ!」今度はパウダーも一緒に出てくる。

この辺りからもう涙目

次にオイルを耳に入れられる。顔を横に傾け小さいキャップ1杯流し込まれる。そして耳からあごに向かってマッサージ、、っていうか指でしごかれる。

耳に入ったオイルが鼻に回り再び「ンっがっ!」「ペッ!」
でも耳オイルは耳がクリアになって気持ちよかった。

次に塩を渡され、まず下を洗えと。指に塩を取って舌の奥まで自分の指で掃除。「オエッ!」ってなりそうになる。
次は鼻。人差し指で鼻の奥まで塩を入れる。これちょっと痛かった

もういいよ、って言われるまで「ンっがっ!」「ペッ!」もしくは「カーッツ!」「ペッ!」の繰り返し。

最後に手鼻かんで(今度は逆から出すわけよ)、手洗っておしまい。

私の場合左鼻が詰まってると言われたんだけど、やっぱ左側がなかなかクリアにならなかった。

終わった後もまだ出てきそうな感じなので「ンっがっ!」「ペッ!」ずっとやってた。

あーやっぱりアーユルヴェーダはハードコア。。ぜんぜんリラクゼーションじゃないっすよ。アーユルヴェーダは不健康な人は健康に、健康な人は健康維持に、っていう定義だけど大変だ。。帰ってきたらなんか疲れちゃったよ。「ンっがっ!」って何度もやったのでなんか喉が痛い感じ。

でもうちらいちおこのキット買ったので、これから1〜2週間は部屋で「ンっがっ!」「ペッ!」が最低1日2〜3回繰り返されるのだ。2週間後にまたこのドクターの所に戻る予定。改善されてるといいけどね。